2010年日本原燃カレンダー
「わたしの好きな青森~あおもりの木にまつわる風景~」
写真作品審査結果

 
 2010年日本原燃カレンダーに使用させていただく「わたしの好きな青森~あおもりの木にまつわる風景~」写真作品の募集につきましては、おかげさまで600点を超える作品をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
 心よりお礼申しあげます。 審査結果は、次のとおりです。
 (順不同、敬称は省略させていただきました)
   
【入賞】(12名)
  佐々木弘美(大鰐町)/福士勝則(黒石市)/附田日出行(七戸町)/
成田實(弘前市)/斎藤茂 (青森市)/福井治久(五所川原市)/
柳谷昌輝(青森市)/逓駅隆英(東北町)/田中計年(三沢市)/
松橋洋司(東北町)/大平光徳(黒石市)/西村礼能留(八戸市)


【入選】(20名)
  藤巻健二(青森市)/鈴木順治(青森市)/白山治(十和田市)/
佐藤亘(七戸町)/山上敏昭(青森市)/秋田幸宏(弘前市)/
加藤昭夫(愛知県小牧市)/土屋隆昭(青森市)/小野弘二(弘前市)/
和田正浩(青森市)/中西征孝(むつ市)/霜月匠(青森市)/
畑山祥二(青森市)/工藤ひろし(弘前市)/豊川典憲(青森市)/
島谷直樹(青森市)/高岡明生(三沢市)/苫米地繁夫(十和田市)/
稲葉良行(田舎館村)/実方雄作(青森市)


【入賞作品】  
<1月>
 「黄昏れに染まる」
 (黒石市・沖揚平)
 撮影:佐々木 弘美

(撮影者からの一言)
冬のある日、雲ひとつない青空だったので、今日は夕焼けになるのではと思い、急いで現地に行きました。空が赤く染まる前から約3時間カメラを構え、青空から夕焼けに変わる1コマに感動しシャッターを押しました。

<2月>
 「冬の華」
 (青森市・地獄沼)
 撮影:福士 勝則

(撮影者からの一言)
近年温暖化のせいか、地獄沼付近に霜がかからなくなってきました。

<3月>
 「ダケカンバと初春の回廊」
 (八甲田・十和田ゴールドライン)
 撮影:附田 日出行

(撮影者からの一言)
「八甲田ウォーク」に参加して、雪の回廊の壁の高さと、新雪が反射する陽光が眩しく、ふと見上げると、初春の青空と雄大なダケカンバが目に映りました。風雪に耐えながら力強く育つ生命力に感動し、シャッターを押しました。

<4月>
 「古木爛漫」
 (弘前市・弘前公園)
 撮影:成田 實

(撮影者からの一言)
毎年この場所へ撮影に行っていますが、桜の花と水面の桜の花びらと光や風の具合がこれほどピタリと一致した瞬間はなく、とても感動しました。桜そのものと水に浮かぶ桜で、静と動をイメージしました。

<5月>
 「薫風の湖畔」
 (十和田湖)
 撮影:斎藤 茂

(撮影者からの一言)
2009年5月、十和田湖畔の大山桜は、他の木々がようやく芽吹く頃既に満開になります。湖面を馥郁たる薫風が渡りました。

<6月>
 「森にいだかれて」
 (深浦町・青池付近)
 撮影:福井 治久

(撮影者からの一言)
初夏の十二湖青池付近での撮影です。
強い日差しをやさしく覆ってくれる森がこの神秘の湖を守っているように感じました。

<7月>
 「高原の朝」
 (十和田市・七戸町営牧場)
 撮影:柳谷 昌輝

(撮影者からの一言)
八甲田山麓の朝霧の中で、1本の樹を中心に牛が放牧されているのに感動しました。

<8月>
 「光芒」
 (十和田市・奥入瀬渓流)
 撮影:逓駅 隆英

(撮影者からの一言)
木々の間から差し込む光芒、滝からの水しぶきもあり、幻想的でした。

<9月>
 「閑寂」
 (三沢市から・小川原湖)
 撮影:田中 計年

(撮影者からの一言)
25年前に見た、天までオレンジ色で、山が藍色になった光景が忘れられず、毎年通い、ようやく撮れた1枚です。

<10月>
 「渓流の朝」
 (十和田市・奥入瀬渓流)
 撮影:松橋 洋司

(撮影者からの一言)
以前、人づてにこの風景の話を聞いて、どうしても撮影したくなり、3日間ずっとこの瞬間を待っていました。全ての条件が重なり、ようやく撮影することができました。

<11月>
 「霜映え」
 (青森市・田代高原)
 撮影:大平 光徳

(撮影者からの一言)
近年は田代高原にあっても、強霜がおりることが減りました。朝光に霜をまとった樹が映えていました。

<12月>
 「残秋」
 (十和田市・蔦川)
 撮影:西村 礼能留

(撮影者からの一言)
良い写真が撮影できず帰りかけたところ、雪が降り出しました。そこに1本だけ残った紅葉に秋の名残を、雪に冬の訪れを感じ撮影しました。

※カレンダーは非売品です。